2022年の夏にアメリカから陸路で国境を越え、カナダ側からナイアガラの滝を満喫してきました!
カナダ側での見所、絶景のおすすめホテル、子連れでの楽しみ方、などを書いていきたいと思います!
こんな方におすすめです!
- 眺めの良いホテルを探している方
- カナダ側から観るかアメリカ側から観るかお悩みの方
- 滝以外で子どもと楽しめる場所をお探しの方
- 国境を越えることにハードルを感じていらっしゃる方
ナイアガラの滝と言えば古くから知られている観光地ですし、ちょっと今更感があるよな、と正直訪れるまではあまり期待をしていませんでした。
しかし、素晴らしいホテルからの眺め、間近で観る滝の迫力、綺麗に整備された滝沿いの遊歩道などを体験して、皆さんにも一度是非訪れて欲しい、と思うくらいハマってしまいました!
私たちが宿泊したホテルのご紹介
私たちは、Niagara Falls Marriott Fallsview Hotel & Spaに2泊しました!
噂ではこのホテルが滝から1番良い立地を真っ先に押さえたそうで、実際部屋からの眺めは最高以外の何物でもありません!
アメリカ側で滝を間近に見ることができるホテルはないので、そういった面でもカナダ側がおすすめです。
夜はライトアップしている滝を眺めたり、タイミングが合えば花火も見ることができます!
予約の時には必ず滝側を指定するようにしましょう!
あと、このホテルのすぐ裏手によく似た名前のMarriott系列のホテルがありますが、立地的にこちらは滝の眺めがイマイチだと思うので間違えないようにご注意ください。
Niagara Falls Marriott Fallsview Hotel & Spaのレビュー
部屋
部屋は充分に広く、ベッドもふかふかで子どもと一緒に寝ても寝心地は良かったです。
シャワールームも広くて使いやすかったです。
眺めは最高ですね。
レストラン
レストランはお肉料理が美味しかったです。キッズミールもありました。
バーも併設されていますので、お子様が寝た後に一杯、なんてこともできます。
レストランからも滝は少し見えますが、部屋からの眺めには劣るかなと思います。
ロビーにはスターバックスがあります。
朝食はバイキング形式でメニューも豊富で美味しかったですが、朝食を希望する場合はプランに入れてしまったほうがお得なかなと思いました。
レストランの選択肢は少ないので、私たちは2泊目の夜はホテルから徒歩10分弱くらいのところのフードコートを利用しました。
ナイアガラ・フォールズビュー・カジノ・リゾート内にフードコートがあります。
チェックイン・チェックアウト
Marriott Bonvoyの会員になっておくと、特別なステータスが無くても会員用のデスクでチェックインとチェックアウトができました!
会員以外の列は2列になって結構混んでいました。7月の平日だったのですが、人気ホテルなんだと思います。
登録は無料ですし、ポイントも貯まりますのでご興味があれば会員になっておくことをおすすめいたします!
クレジットカード特典で自動的にステータスが付与されている場合もあるかと思いますので、出発前に一度ご確認くださいね。
駐車場
駐車場は、ボーイさんに鍵を渡して持っていって貰うか、自分で離れた駐車場で停めて歩いてホテルに行くかを選べます。
ホテルの前に車を停めると、ボーイさんに丸投げのバレットか自分で停めに行くかを聞かれますので、お好きな方をお選びください。
バレットだと料金が高くなります(バレット:59カナダドル、駐車場39カナダドル)。車が必要な際は係に部屋から電話すると持って来てくれます。
私たちはバレットを利用しました。
鍵を渡した時に整理券を渡してくれますので、電話した際にその番号と名前を伝える形です。
朝の混雑する時間には電話してから車をまわしてくれるまでに10分程度待ちましたが、スタッフさんも多く不便さは感じませんでした。
車をまわしてくれたスタッフさんには1ドルのチップを渡しましたが、見た感じ渡していない人もいたので必須ではないかもです。
コロナ対策
アメリカもですが、カナダも感覚的にはコロナ以前に戻っているような感じでした(2022年7月時点)。
ホテルも同様で、マスク着用率は高くないですし、レストランのアクリル板設置やバイキング形式の朝食でのグローブ着用などの対策はありませんでした。
このホテルが対策していないという訳ではなく、他に訪れたレストランも特に対策が施されていませんでしたので、おそらく他のホテルも同様かと予想されます。
人が多く集まる観光地だから大丈夫かな、と考えて訪れるとちょっと拍子抜けするかもしれません。
ご心配な方はご自身で対策・注意する他ないかなという印象でした。
ちょっと残念だったところ
少し残念だった点は、夜の8時ごろからトラブルでお湯が出なくなったことです。
2時間ぐらいで復旧しましたが、シャワーと子どもの寝かしつけのタイミングが狂ってしまいました。
ホテル側から各部屋への自発的な案内はなく、フロントに聞いたらトラブルだと教えてくれる感じでした。
とは言え、手早く復旧してくれましたしレアなケースだと思いますのであまり気になさらないでください。
ベッドメイキングは申告制
もう一点お伝えしておいた方が良い点として、部屋の清掃が申告制であることです。
チェックインの際に聞かれますので、ベッドメイキングやタオル交換を希望する場合は伝えておきましょう!
観光で疲れた後に汚れた部屋だとちょっと残念ですものね。
途中で立ち寄ったクリーブランドのホテルでは、掃除が申告制になっていたことを知らずに失敗してしまいました。
恐らくコロナによって働き手が減ったことが原因ではないかと思っています。
スタッフさんも人手が足りない中で相当忙しいと思いますので、ベットメイキングの際には気持程度のチップを置かれると喜ばれるかと思います。
ナイアガラの滝観光の拠点 テーブルロック
このホテルのおすすめな点は、ナイアガラの滝観光の拠点であるテーブルロックへのアクセスが良好なことです。
テーブルロック内にはレストランやお土産屋さん、各種ツアーのチケット売り場などがあります。
ロビーを抜けて外に出ると道路を渡る歩道橋があり、テーブルロックへ降りるリフト乗場へすぐ向かうことができます!
リフト乗り場までは5分くらいでしょうか。
リフトからの眺めも絶景です!
ただ、こちらのリフトは有料です。
私たちは毎回お金を払ってしまったのですが、回数券の付いたお得なツアーパックもやっていそうだったので、ホテルの観光デスクに尋ねると良いかと思います。
テーブルロックからはナイアガラの滝を直ぐそこに見ることが出来ます!
すごい迫力です!
Journey behind the fall
また、このテーブルロックからは滝を間近に見ることができるツアーに参加することができます。
私たちは、滝の直ぐ裏側に出ることができるJourney behind the fallに参加しました!
こんなポンチョを着てエレベーターを降りて、洞窟を抜けるとそこは滝の裏側!
目を開けるのが難しいくらいの水量です!
この距離感で滝を見るのはカナダ側しかできませんので、やはりカナダ側がおすすめですね!
滝の勢いでポンチョのフードが捲れるのでめちゃくちゃ濡れます。
私たちは夏だったのでよかったですが、寒い時期だと風邪を引かないように対策されると良いかと思います。
そういった意味でも、テーブルロックから近いホテルだと着替えとかが簡単ですから便利ですよ。
観光遊覧船 Niagara city cruise
こちらはカナダ側発着の遊覧船です!
滝の直ぐ近くまで行ってくれるので、圧倒的な景色を楽しむことができます!
子ども達も初めは楽しんでいたのですが、滝の直下では濡れ過ぎてちょっと怖がっていました。
実際、カメラも濡れまくりで大変でしたが、せっかく来たのなら乗船がマストだと思います!
こちらも相当濡れるので夏以外は大変だと思います。
この乗船場所はホテルから滝を見ながらの遊歩道を15分くらいは歩くでしょうか。心配な方はタオルとか着替えがあった方がいいかもです。
冬は休業しているようで、3月から11月まで楽しめるようです。
アメリカ側からも同じコースを辿る船が出ていますので、遊覧船という点ではカナダ側もアメリカ側も差がないと思います。
WildPlay Niagara Falls Zipline to the Falls
私たちはトライしていませんが、滝を見ながらのダイナミックなジップラインです!
遊覧船乗場の近くにあります。
勇気のある方は是非トライしてみてください!
目抜き通り Clifton Hill
Clifton Hillはお土産屋さんやアミューズメント施設が集合しているエリアです。
子どもも楽しめるカジノみたいなゲームセンターもあります。
ゲームに勝つとチケットが出てきて、それを景品と交換できるのです。
ちょっとナイアガラ滝の自然とのコントラストが大き過ぎますが、多分滝だけだと観光客をホールドできないのでしょうね。
実際、本物のカジノとかもあり、そちらをメインに訪れている方も多そうでした。
食事処も多いので、ランチにおすすめのエリアです!しかし、観光税とチップは痛いです。。
ゴーカートもあり、長女と乗りましたが乗車時間も長くて、アップダウンもありスリル満点で楽しかったです。
他にも観覧車や恐竜のアクティビティなど、お子さんと楽しめそうなアクティビティがありました。
夜のテーブルロック
子どもが寝静まった後、テーブルロックまで降りてみました。
滝がライトアップされており、とても幻想的な雰囲気です。
剥き出しの自然、というわけではなく少し観光地化され過ぎている感もありますが、安全にこの距離感で雄大な滝を楽しめるのですから良いですよね。
22時前ごろでしたが人出も多く、治安に不安を覚えるような感じではなかったです。
コロナ禍も乗り越えて、観光地としてまだまだ進化していく感じがありました。
アメリカとカナダ国境の往来に関して
陸路で国境を越えるのって不安じゃありませんか?
何か書類に不備があったらどうしようとか、アメリカに戻れなかったらどうしようとか、どんな質問をされるのだろうとか。
私たちも心配症なので、不安だしアメリカ側からでいいか、なんて考えていた時もありました。
しかし、実際に陸路での越境を体験しましたが、書類さえしっかり揃えておけば何も心配することはありませんでした!
私たちはJ Visaで滞在していますが、J Visa保持者が国外旅行する際の書類準備についてこちらの記事にまとめていますので、良ければご参照ください!
特に、DS2019にサインを貰ってパスポートと一緒に携行することさえ忘れなければ何とかなると思います。
コロナ対策も両国とも緩和されており、2023年2月現在では、ワクチン接種証明の提示や事前検査は必要無くなっています。
是非、車での越境を体験してカナダ側で素敵な思い出を作ってください!
まとめ
いかがでしたか?
私たちが宿泊したホテルは眺めが最高ですので本当におすすめです!
滝を色々な角度から楽しむことができるのはやはりカナダ側ならでは!
国境を越えるのも少しハードルが高いかもしれませんが、特に最寄りのレインボーブリッジは多くの観光客が越境する場所なので効率的に運用されていますし、必要書類さえ忘れなければ心配はいらないと思います。
是非皆さんも一度訪れてみてください!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!