インディアナ最大のイベントと言っても過言ではない、世界三大レースのひとつ、インディ500!
インディアナ在住、大のレースファンである私が、観戦に行った経験を元に、チケットの購入方法やサーキットへのアクセス方法、当日の様子などを解説します!
決勝日当日に持って行ってよかった持ち物や、おすすめの座席等も紹介しています。
また、予選を子どもと観戦したので、それを踏まえた子連れ観戦のポイントも解説しています。
この記事が、観戦を予定している方、いつか行きたいなと思っていらっしゃる方のお役に立てば嬉しいです。
開催場所はダウンタウンから20分くらい
インディアナポリスのダウンタウンから、車で20分程度の所にある、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催されます。
決勝レースは毎年、メモリアルデーの前日、5月最終週の日曜日です。
決勝レースは午後から開始されます。決勝日の1週間前の週末に予選を行いますが、予選の1週間前から毎日プラクティスを行なっており、プラクティスも観ることができます。
決勝日のチケットはオンラインで購入可能
公式Websiteから購入できます。
決勝日は”Race Day”のチケットです。
決勝以外にも多数イベントを開催しているので、間違えないようにご注意ください。
実際の購入画面で解説
画像は、2023年5月初旬のものです。
緑の部分はまだ空席がある予約席、オレンジは観戦可能なスペース(座席はなく椅子やレジャーシート持参で観戦)を示しています。
人気のグランドスタンドと第1コーナー以外は直前でも空きがあることが多いです。
透明になって選べない場所はチケットが完売している所です。
今、仮で選んだところが青色になっていますが、その区画の中で空いている座席が右側に表示されます。
”View”を選べば実際の眺めを確認することもできます。
座席が決まれば、支払いへと進みます。アカウントを作成しておくと、その後のアプリを利用したチケットの表示等が楽です。
その後はクレジットカード等で支払いを済ませばOKです。
チケットはメールで送ってもらうか、アプリで表示するかを選ぶことができますので、お好きな方を方を選択してください。
観戦におすすめの座席
おすすめは、ズバリ画像の矢印(コントロールタワー)周辺の座席です!
おすすめの理由
- ホームストレートに面しており、レーススタートやゴールの瞬間が観られる
- 大きな液晶画面でレースの進捗を見られる
- スタート前のイベントを満喫できる
- PADDOCK席なら日陰があって涼しい
- グッズ売り場などが近い
ただ、かなり競争は激しいので、どうしてもの方は早めの予約をおすすめします!例年、前年の10月頃からチケットの販売が開始されます。
2023年の観戦時にはホームストレートならではの光景を目にすることができました。予選17番手から赤旗4回の荒れたレースを制したニューガーデン選手の優勝には痺れました!
ホームストレート以外では、第1コーナーも迫力がありおすすめです!
逆に、ちょっと危険かなと思ったのは第2コーナー周辺の座席です。
2023年にはクラッシュ時に外れたタイヤが危うく第2コーナーの観客席に飛び込みそうになりました。タイヤは運良く観客席を外れましたが、観客の車のボンネットに当たり車が壊れてしまったのです。
第1コーナーで姿勢を乱した車が第2コーナー手前でクラッシュすることが多いので、第2コーナー周辺は迫力あるシーンを観ることができるものの、事故の際にはデブリが飛んでくるリスクもあるのかな、と感じました。
会場へのおすすめアクセス方法
決勝日の会場へは、シャトルバスの利用が断然おすすめです!
シャトルバスはインディアナポリス国際空港、もしくはダウンタウンから乗ることができ、帰りは乗った場所へ帰してくれます。
シャトルバスがおすすめの理由
シャトルバス専用に道路を用意してくれており、渋滞知らずで往復することができます。
会場とダウンタウンなら20分くらいでアクセス可能です。会場では、歩いてすぐの場所で乗り降りができます。
ちなみに、第1コーナー側の道路にシャトルバスの乗り場があるので、座席をその辺りにしておくとサーキット内での移動が楽かなと思います。
ライドシェアや自家用車でのアクセスだと、会場周辺はかなり混むので大変です。
2022年は予選を自分の車で観に行きましたが、駐車場から出るのに1時間以上かかり、出た後も道路の渋滞がひどくて大変でした。
更に、ライドシェアは会場からかなり離れた場所でしか乗り降りができません。指定された場所まで歩くのも大変だし、マッチングもしにくいでしょうから、お勧めできません。
シャトルバスの乗り方
空港からは利用したことがないので、ダウンタウンからのバスを解説します。
チケットは1人50ドルです。購入は公式Websiteから可能です。
乗り場はアメフトのスタジアム、ルーカスオイルスタジアムの南側にあります。
345 West McCarty St. Indianapolis, IN 46225
シャトルバス乗り場へのアクセス
自家用車の場合は、乗り場に駐車場があるので、そこに停めるのが便利です。料金は20ドルです。
私は昨年(2022年)、自家用車で乗り場まで行きました。10時ごろ着きましたが駐車場はあまり混んでおらず、満車で路頭に迷うことはありませんでしたが、早めに行くことをお勧めいたします。
ライドシェアなら乗り場まで来て、そのままシャトルバスに乗ることができます。ダウンタウンは交通規制などもないので、問題なくホテルから乗り場までアクセスできるかと思います。
バスの運行時間
行きは、朝7時から昼の12時まで。
帰りは、レース終了から2時間後まで運行しています。
追記:2023年に利用した最新情報
2023年は歴史上2番目の観客動員数(約33万人!)だったそうで、道路の混雑はかなり酷かったです。
2022年はダウンタウンの乗り場までは楽々行くことができましたが、ハイウェイがかなり渋滞しており、アクセスに少し苦労しました。
とはいえ、サーキット最寄りのインターを過ぎてからダウンタウンはでは空いていました。自家用車の人はまともに渋滞にハマってしまっていたので、レース開始に間に合わないのでは、と思うくらいの混雑でした。
シャトルバス乗り場周辺の駐車場は全然混んでいなくて、待たずに停めることができました。
2022年にはシャトルバス専用に近かった道路にも一部自家用車の流入があり、帰りはサーキットからダウンタウンまで40分程度必要でした。
決勝当日の会場の様子
2022年はコロナ禍から完全に回復仕切っていない時期でしたが、会場はほぼ満員でした。
食事や飲み物を買うのにもかなり並ばないといけなくて大変でしたね。トイレの数は多いですが、女性用は混雑しがちのようです。
この数の観客がスタートとゴールの際には総立ちになるので、かなりテンションが上がり楽しいです!
帰りのシャトルバスは、予想より混雑が少なく良くオペレーションされていました。乗るのには少し待ちましたが、バスの数も多くひっきりなしに来るので、ストレスフリーでしたね。
決勝当日のお勧めの持ち物と手荷物の制限
アメリカでスポーツ観戦をする場合、バックパックの持ち込みが禁止だったり、透明なバッグしかダメだったりしますが、インディ500では皆さん自由な鞄でいろいろ持ち込んでいましたね。
中にはビールを大量に持ち込んでいる方もいましたが、問題なさそうでした。
かなり緩い印象です(2023年も同様でした)。
持って行って役立ったものをリストアップしてみましたので、参考にしてみてください!
- 水、軽食(会場内では買うのにかなり並ばないといけない)
- タオル、日焼け止め、帽子(5月のインディアナは予想以上に暑い)
- 耳栓(インディカーはとてもうるさいし、中で買うと高い)
決勝当日は子連れでも大丈夫?
決勝当日は、小さいお子さんには正直過酷かもしれないですね。
5月末とは言え、かなり日差しが強くて暑いです。先ほどの写真のようにグランドスタンド以外では日陰がなく、レース時間も長いです。
飲み物や食べ物を買うのにもかなり並びますし、お子様連れだとゆっくりレースを見るのは厳しいのではないでしょうか。
私には5歳と3歳の娘がいますが、昨年は予選だけ家族で観戦しました。予選なら自由席で日陰のある場所でゆっくり観られますし、人も少ないのでお勧めです。
このくらいの人手でも帰りは渋滞で相当苦労しましたからね。当日車で行ったらどうなるのだろう、と恐ろしくなります。
子ども連れの場合の役立ちアイテム
決勝日当日のおすすめとほぼ同じですが、参考にしてみてください。
- 水、軽食(皆さんピクニック気分で持ち込んでました)
- タオル、日焼け止め、帽子(5月のインディアナは予想以上に暑い)
- 子ども用耳栓かヘッドフォン(中で買うとアメリカンサイズで耳に合わない。事前購入がおすすめ。)
- タブレットなど暇つぶしグッズ(子どもはやはりずっと集中しては観られないです)
まとめ
いかがでしたか?
シャトルバスはオペレーションが徹底されており、お勧めです!行きも帰りもストレスなく移動できると思います!
ダイナミックなレースが楽しめますが、暑さ対策はしっかりしておきましょう!5月ですが、思った以上に暑いですからお気をつけください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!