本日はJAL Global Club会員の私がアメリカで使用しているクレジットカード、JAL USA CARDのご紹介です!
アメリカではキャッシュレス決済が一般的なので、日常的に使うことでザクザクとJALマイルが溜まっていきます!
ただ、アメリカのクレジットカードはリボ払いが基本だそうで、カードを契約したものの支払い方法が日本と違うので戸惑ってしまいました。
ですので、主にカードの契約から支払い方法の設定までを解説していきたいと思います!
この記事はこんな方におすすめです
- アメリカ生活でJALマイルを貯める方法が知りたい方
- JAL USA Cardを契約したものの支払い方法がよく分からない方
- クレジットヒストリー構築の方法が知りたい方
JAL USA CARDとは
JALカードが発行しているアメリカ赴任者向けカードです。年会費は20ドル。
期間限定の入会時特典も用意されていたりするので、気になる方はチェックしてみてください!
飛行機の搭乗でのマイルのみならず、日常の買い物でもマイルを効率よく貯めることができます。
日本のJALカードでも買い物したらマイルを貯めることはできますが、昨今の円安の中でアメリカで日本のクレジットカードをメインにするのは大変ですよね。
アメリカへ異動される方は加入を検討してはいかがでしょう?
マイルの貯め方
JALやOne Worldアライアンスの飛行機に乗る、もしくはJAL USA CARDを買い物で使用することで自動的に加算されていきます。
JAL USA CARDで買い物をすると、申し込んだプランに応じてマイルが加算されます。
ベーシックリワード : 1マイル/2ドル
プレミアムリワード : 1マイル/1マイル
プレミアムリワードは年間50ドルのアップグレードフィーが必要です。
私たちはプレミアムリワードに加入しています。
カード加入後にアップグレードをすることもできます。
仮に毎月1,000ドル支払うとすると、1年間での獲得マイルは以下の通りです。
ベーシックリワード : 6,000マイル
プレミアムリワード : 12,000マイル
当たり前の計算ですが結構差がつきます。
マイルを特典航空券に換えたい場合、日本片道で25,000マイル必要ですから、プレミアムリワードに加入していないと陸マイルのみでは厳しいと思います。
日本でのJALカードでも似たようなアップグレード(1マイル/100円)があり、それには5,000円必要ですから、為替はあるにしても妥当な価格設定かなと思います。
また、2024年1月以降はJALの上級会員であるJGCに加入するためのポイントを買い物でも貯められるそうなので、クレジットカードのマイル還元率は重要です!
申し込み方法
JAL USA CARDのwebsiteから申し込みができます。
申し込み条件
- JALマイレージバンク会員の方
- 18歳以上の方
- アメリカ50州内に定住所をお持ちの方、あるいは90日以内に渡米予定の方
- アメリカにて、定収入をお持ちの方
アメリカ赴任予定の方は渡米の90日前から、渡米済みの方はいつでも申し込みができます。
日本でのカード受け取りはできません。カードは渡米後にアメリカの住所宛に送られてきます。
クレジットヒストリーが必要なくても契約できる稀有なクレジットカードです。
しかし、使っていくとクレジットヒストリーはきちんと構築されていきます。
申し込みにあたり用意する書類、情報
申し込み時には以下の情報が必要です。
- アメリカへの赴任日
- アメリカの住所
- アメリカでの予定年収
- JALマイレージバンク会員番号
- パスポート、ビザ
渡米後は以下の情報を伝えてカードを受け取ります。
- Social Security Number
- 住所がわかる書類(運転免許証、公共料金の手紙)
お金の出所はアメリカの銀行を指定する必要がありますが、これは後のステップで行うので申し込み時には不要です。
家族カードは無料で発行してくれますので、奥様や旦那様の分が必要なら一緒に申し込みましょう。
後から必要になった場合もJAL USA CARDのwebsiteから申請が可能です。
カードの審査
おそらく審査のハードルはそこまで高くないのではと感じています。
審査はいろいろな変数があると思うので一概には言えませんが、参考までに私の情報を挙げてみます。
年齢:30代前半
年収:一般的な研究留学者(ポスドク)の給与
クレジットカード歴:大学卒業後から細々と利用、アメリカのカードは初
全ての書類を提出した翌日にはカード発行が認められた通知が来ました。
カード自体はそこから2週間後くらいに届きました。
カードのアクティベート
カードは届いてすぐ使える訳ではなく、本人の手元に届いたことを確認する手順(アクチベーション)が必要です。
カードは書留ではなく普通にポストに投函されます。
カードが届けば同封されているガイダンスに従い、カードを使える状態にしましょう。
電話かオンラインでアクティベートができます。
ただ、オンラインはSSNを申し込み時に伝えていた方のみが対象です。
支払いはリボ払いが基本?
ここが1番戸惑ったのですが、アメリカではクレジットカードの支払いはリボ払いが基本だそうです!
日本みたいに月末に自動で全額引き落としはされません。
Auto Payという機能もありますが、いわゆる自動引き落としではなくリボ払いになってしまう様です。
カード到着後すぐは私たちもこの支払い方法がよくわからなかったので、解説していきます。
支払い方法
Card by FNBOにてオンライン支払い
私たちはオンラインで毎月の支払いを行なっています。
このページに色々と支払い方法が説明されていますが、オンラインが一番手軽かなと思います。
オンラインでの支払いは、Card by FNBOというサービスを利用します。
私たちもいきなり知らない会社が出てきて戸惑いましたが、もうここからは完全にJALの手を離れます。
次に、オンライン支払いのセットアップを解説します!
オンライン支払いのセットアップ
Card by FNBOにアカウント登録を行うことで、オンライン支払いが可能になります。
① Card by FNBOにアクセス
② Loginのところから入り、New customerを選択
③ JAL USA CARDの番号や支払い元の銀行情報を入力してアカウント作成
ここまで終わればカードの利用ができます!
実際の支払い方法
カードを使うとリアルタイムでCard by FNBOに情報が反映されて行きます。
その都度支払うことも可能ですが、月末に明細が届くので私たちはそれに目を通してからまとめて支払うようにしています。
リボ払いとか聞くと不安になりますが、その月の支払い額を全額振り込めば利子は付かないのでご安心ください!
実際の画面で解説します。
Card by FNBOにログイン
ログインすると支払い情報の詳細が出る
Current Balance: 支払う必要のある総額
Available Credit: 限度額の残高
Last Statement Balance: その月の締日までに使用した額(この場合2月24日が締日)
Minimum Due: 最小支払額(いわゆるリボ払いで、残りの額は借金として利子が付きながら残っていく)
Payment Due: 支払い締切日
支払うカードと支払い元の銀行口座を選択
支払い方法を選択
- Minimum Paymentを行うとリボ払いとなり、結果的に利子がついて支払うべき総額が増えてしまうので避けるのが無難
- Last Statement Balanceを支払えばその月の支払い義務はなくなり、利子は付かない
- Current Balanceは2月24日以降の使用額が含まれており、Last Statement Balanceとの差額は3月の支払いに含まれる
私たちは毎月Last Statement Balanceを支払うようにしています。
支払日を決めて終了
マイルの使い道
マイルは36ヶ月有効です。
私たちは一時帰国に備えてどんどん貯めて行こうと思っています!
なぜなら、色々な特典に交換することができますが、やはり特典航空券に交換するのが一番割がいいと思うからです。
実際に、渡米の際にはそれまでに溜まっていたほぼ全てのマイルを注ぎ込んで、家族4人分の片道航空券を手配しました。
片道航空券は高くて、普通に払うと当時30万円近く必要でしたが、特典航空券のお陰でその分のお金を別の準備に充てることができました。
JAL USA CARDのもう一つの活用法
それは、クレジットヒストリー(通称クレヒス)の構築です!
アメリカにはお得なクレジットカードが山ほどありますが、それらを申し込むにはクレヒスが必要です。
しかしJAL USA CARDはクレヒスが無くても申し込むことができます。そして前述の通りリボ払いを避けつつ期限内に支払いを続けて行くと、クレヒスが構築されていきます。
要はしっかり資産があって支払いも問題ない、というお墨付きが得られるということです。
クレヒスはCard by FNBOにログインすると確認できます。
コツコツ支払いを続けてクレヒスを構築し、お得なカードを申し込んで有効活用していきましょう!
クレヒスを構築してお得なカードを申し込もう
半年ほどJAL USA CARDを利用し、2枚目としてHiltonのアメックスカードを作成しました!
Hiltonのカードでは大量のポイントが稼げるので、この記事で紹介している自然を巡るロードトリップでは、Hilton系列のホテルをポイントを利用して無料宿泊しました!
まとめ
いかがでしたか?
アメリカではキャッシュレス支払いが一般的ですが、どうせカードを使うなら何か付加価値があった方がいいですよね!
JAL USA CARDは年会費20ドルにしては効率よくマイルを貯められますしおすすめです!アップグレードしても70ドルですから、加入を検討する価値はあるんじゃないでしょうか。
ただ、支払い方法だけが経験がないと解りにくくて申し込みのハードルになるのでは、と思い今回解説させていただきました。
また、もしその他の航空会社とかHiltonなどホテルのクレジットカードを申し込みたい場合は、JAL USA CARDで構築したクレヒスが役立ちます!
アメリカのクレジットカード入門としても役立つかと思います!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
JGC会員の方はこちらもぜひ参考にしてみてください!