2022年夏に、インディアナポリスからカナダのナイアガラ滝へ車で旅をしましたのでその体験談です。
この記事はこんなことを書いています
- 私たちがロードトリップに際して行った準備
- 行程やホテルの決め方
- 実際の旅の様子
自宅からナイアガラの滝までは車で約8時間の距離。
私たちにとって、2歳と4歳の娘を連れての初めての長距離ドライブ。
長距離の運転に自信がないな、子どもが疲れないかな、陸路で国境を越えるのとかよく分からないな、といった不安を抱えての出発でした。
今回は、車旅の準備や私たちのルートのご紹介、2泊した経由地、オハイオ州クリーブランドでのお話しを書きたいと思います。
お子さんとの車旅を企画している方のお役に立てれば嬉しいです!
最近レンタカーでグランドサークルを旅しました。良ければこちらも参考にしてみてください!
旅の準備
カナダ入国のための準備
今回はカナダ側に宿をとりナイアガラの滝を観光したので、アメリカを出国する国外旅行でした。
カナダ入国およびアメリカ入国の際には、両国のコロナ対策への対応やVisaに関係する書類準備が必要でした。さらに、J Visaの方はDS2019にサインが必要だったりするので要注意です。
私たちが訪れた時はワクチン接種歴の事前登録などが必要でしたが、現在はコロナ対策もかなり緩くなっているようですね!
この辺りはこの記事にて詳しく解説しています。
旅程とルート設定
無理のない運転計画を
8時間の長距離ドライブは初だったので、途中の都市で休み休み向かうことにしました。
実際1時間に1回くらいは子どもがトイレに行きたがったり飽きたりで休憩していましたので、無理な旅程だと大変だったと思います。ちなみに、下の子はオムツが外れたばかりだったので、お漏らししない様に前もったトイレを心掛けていました。
お子さんの年齢やドライバーさんの経験値と照らし合わせて、無理のない旅程を組みましょう!
ルートの設定はgoogle mapが便利
ルートはgoogle mapで設定し、カーナビとしても利用しました!
スマホホルダーで固定しておくとまさにカーナビです。電池はすぐに無くなっていくので、充電ケーブルもお忘れなく。
また、事前にstreet viewでジャンクションなどを下見しておくと良いです。自分が向かう予定のハイウェイの番号(I-70とか)を把握していると落ち着いて運転できましたよ。
さらに、寄りたいお店(スタバやガスステーションなど)を地図上にマークしておくと、よりスムーズに旅行が進むと思います。
ルートに有料道路が含まれる場合は?
ナイアガラへ向かう途中にあるI-90というハイウェイが一部有料区間になっています。通り方が不安な方もいらっしゃるかも知れませんが、特に準備せず通ってしまって大丈夫です。
料金所がある訳ではなく、オービスのようなカメラの下を通り抜けると、後日支払いの手紙が届きます。もしくは、直接Webで支払うこともできます。
こちらの記事で料金支払いについて体験談を書いています。
経由地でのホテル選びは?
ダウンタウンに泊まると駐車場代が高いです。かと言って初めて聞くような町だと治安面が不安で、どこを選べば良いか悩むと思います。
私たちは、HiltonやMarriott系列が郊外に展開しているホテルチェーンをよく利用しています!
治安が悪い所にあったことはなく、何より駐車場や朝食が無料なのでとても便利です。
子連れ旅の持ち物
タブレットホルダー
タブレットホルダーは重宝しました。
運転席や助手席のヘッドレストに装着するタイプだと着脱が楽です。
景色に飽きたらタブレットで動画を楽しんでもらっていました。子どもたちが静かだとドライバーにも優しいですよね。
日除けカーテン
同じ方角へずっと向かうことが多いので、日当たり次第では子ども達がずっと眩しい、ということも起こり得ます。
車内泊で使うような、窓に装着するタイプがあると便利です。
お菓子類
疲れて来たら、お菓子がやはり有効ですよね!
娘達のお気に入りは、ナッツやキャンディ、あとはリンゴの丸齧りです。
保冷バッグ
Grocery storeで買ったパンやフルーツを入れておくのに便利です。
ホテルに冷蔵庫があるようなら保冷剤を持って行くと、保存が効くのでおすすめですよ。
途中のトイレや休憩は?
レストエリア
アメリカのハイウェイには20-30マイルごとぐらいにレストエリアがあります。
日本のサービスエリアみたいに食事ができたりお土産屋さんがあったりする所は稀ですが、たいていトイレと自動販売機くらいはあります。
各州に入ってすぐの所にはたいていVisitor Centerという施設があり、トイレ休憩や観光案内パンフレットをもらったりできます。
私たちもトイレは主にレストエリアを利用しました。たいてい通り過ぎてからトイレの要望が子どもからあるので、1時間くらい走ったら取り敢えず寄るようにしていました。
ガスステーション
ガスステーションにはコンビニエンスストアが併設されていて、トイレやちょっとした買い物に便利です。
ハイウェイの出口を出てすぐの所に位置していることが多いので、急なトイレでも対応できるのが強みです。
しかし、中には治安が良くない場所もあるので、夜や周辺が綺麗でない場所は避けた方が無難かと思います。
スーパーマーケット(grocery store)
ハイウェイ出口からは少し離れる場合がありますが、トイレもありますし、何より車で食べられる軽食や飲み物などの買い物に便利です。
私たちは、旅費と時間の節約のために、お昼はgrocery storeでサンドウィッチやリンゴなどを買って食べながら旅をしたりもしています。
日本食が恋しくなったら、お寿司とかを置いているお店もありますよ。
車の整備
アメリカのハイウェイを走っていると故障車を目にすることが多いですよね。
長距離ドライブの際にはトラブルが生じる可能性が上がるかと思いますので、出発前は車の点検をしておきましょう!
エンジンオイルが交換時期に来ていれば交換、タイヤ空気圧の確認、ワイパーの拭き取りは問題ないか、などをしておくと良いかと思います。
ロードサービスへの加入
後は、万が一に備えてロードサービスへの加入を検討されるのも良いかと思います。
私たちはProgressiveという車両保険に加入していますが、その保険はロードサービスがついています。Progressive付帯のロードサービスはカナダ側でのトラブルにも対応してくれるとのことでした。
特に国境を越える際にはアメリカ以外でもロードサービスが受けられるかは重要です。
しかし、車両保険についているロードサービスはなかなか来なかったという体験談を経験者から聞きました。
トリプルエー(AAA)というロードサービスがシェアも広くカナダでも対応してくれおすすめです。心配な方は加入を検討されても良いかと思います。
体験談を教えてくれた先輩は故障したその場でAAAに電話して加入したそうなので、トラブルが生じた後でも加入はできそうです。
車には最低限の水や食料を
時折、長大な事故渋滞に巻き込まれることがあるので水や最低限のお菓子でも良いので食料があると良いかと思います。
私たちが帰宅する道中、反対車線でトラックが炎上していて、その後ろは20 kmくらいずっと動かない渋滞になっていました!みんな車から降りて雑談していたりしましたが、子ども連れでお腹が減ったりしていたら大変だと思いました。
Google mapなら事故渋滞の情報とかも出るので、様子がおかしいと思えば手前の出口で降りるなどの対策が有効です。
給油はこまめに
ハイウェイを走っていると燃費が良くなるので、ついまだ大丈夫かなと思いがちです。
しかし前述のように思いがけない事故渋滞とかがあるので、半分くらい減ったら給油するようにしましょう!
今回のルート
6泊7日で車旅を満喫しました。距離はそうでも無いですが、初めてのロードトリップだったのでかなり1日の走行距離は抑えめに設定しました。
インディアナからナイアガラの滝まではこんな感じのルートで、クリーブランドがちょうど半分を過ぎた辺りにある都市だったのでまずはクリーブランドを目指すことにしました。
1日目 旅の始まり
午後1時ごろ出発。いよいよ旅の始まりです!
自宅を出て、アメリカ大陸を東西に貫くI-70を東へ向かいます。
目的地であるクリーブランドは五大湖のひとつエリー湖の辺りにある都市で、インディアナポリスからは休みなく運転したら約5時間の道のりです。
さすがに子どもたちには過酷なので、動画を観てもらったりお菓子を食べてもらったりしながら、せっかくの車旅を楽しんで貰えるよう気を使いながらのドライブです。
途中、オハイオ州に入ってすぐにあるレストエリアでトイレ休憩。
このレストエリアにはビジターセンターも併設されていました。少しお土産など売っているか期待していましたが、トイレと自動販売機、パンフレットくらいしかありませんでした。
1日目 夕食
さらに2時間ほど走りハンバーガー屋さんで夕食をすることにしました。
さらに北上を続け、一度ガソリンスタンドで休憩と給油。
この夕暮れ時のガソリンスタンドの雰囲気、旅している感じがして良いですね。
ガソリンスタンド内にコンビニ的なお店があることが多く、トイレも綺麗だったりするのでドライブ旅では重宝します!
1日目 クリーブランド到着
21時ごろクリーブランドに到着しました。
夏の時期のアメリカ北部は21時でやっと日が落ちます。運転は明るいので楽ですね。
途中で休憩や食事を挟んだので、約8時間ほどかけてホテルに到着しました。
子ども達は案外元気で、何とかなるもんだなと安心しました。
クリーブランドで宿泊したホテル
ホテルはマリオット系列のRenaissance Cleveland Hotelを利用しました。
ダウンタウンのど真ん中で趣のあるホテルでしたが、少し古さを感じてしまいました。
ダウンタウンのホテルなので部屋は少し狭めかな。
また、ダウンタウンですので駐車場代が1日45ドルかかりました。
前述のように、こちらの記事で紹介しているモーテルタイプのホテルの方が、駐車場代もかからず部屋も広めなので家族連れのドライブ旅行にはおすすめかもです。
当然、ダウンタウンの豪華なホテルを巡る旅も楽しいと思いますよ!
2日目 クリーブランド観光
この日は、
- Greater Cleveland Aquarium
- Great Lakes Science Center
を訪れました。
まずはGreater Cleveland Aquariumへ。ダウンタウンから車で10分くらいです。
お酒の蒸溜所として使われていた建物をリバイバルした水族館だそうです。
こじんまりとした水族館でしたが、結構いろいろな種類の魚がいて楽しめました!
子ども連れにはおすすめです!
料金は大人20ドル、子ども (2才以上)は14ドルでした。見所は多いものの小さい水族館なので、半日あれば十分満喫できると思います。
ダウンタウンでお昼を食べ、その後はGreat Lakes Science Centerへ。
エリー湖湖畔にある科学博物館で、子ども達が大好きな類の展示が沢山あります!
娘達も満喫していました!
ここの料金は先ほどの水族館と同じ値段でした。この博物館は広く見所も多いので半日では見切れなかったです。
2日目 ホテルでちょっとしたトラブル
お腹も満たされて、疲れた部屋に入ってびっくり!
チップも置いて出たのにベッドメイキングやタオル交換がされておらず部屋が汚れたままです。
これは知らなかった私たちのミスなのですが、コロナ禍以降この手の部屋掃除は申告制になっていたようです。
もしくは前からアメリカではそうだったんでしょうか?皆さんからすると常識なのかもしれないですし、もしそうならお恥ずかしいのですが。。
フロントに確認しに行ったら、フロントに平積みしてある注意書を渡されて、前日までに言わないと掃除しないよ、と言われました。
皆さんもホテルをご利用される際にはチェックインの際にベッドメイキングやタオル交換が申告制かどうか確認されることをおすすめします!
まとめ
いかがでしたか?
今回は途中に訪れたクリーブランドまでを書きました。
ナイアガラまで残すところ約3時間の道のりです。
ちょうど途中にある大きい都市、ということで経由地に選びましたが、クリーブランドも素晴らしい街でした!
他にも沢山見所のある街なのでまた訪れたいと思っています!
次回のナイアガラの滝編も是非お読みください!
他のロードトリップ体験談もぜひ参考にしてみてください!