お子さまとの夏のレジャーで釣りにチャレンジしたいと思っていませんか!?
釣りをしてみたいものの、道具の準備や釣り場の探し方、実際の釣り方などがわからず、ハードルが高く感じている方も多いのではないでしょうか。
バス釣り歴10年の私が以下について解説していきます!
- ライセンスなどの基本知識
- 最低限揃えるべき釣具の解説
- 仕掛けの準備や投げ方
- おすすめルアーと実際の釣り方
日本ではブラックバスを釣り上げるのが年々難しくなっていますが、アメリカはさすが本場、結構簡単に釣れるのでお子さんとのレジャーにオススメです!
この記事を参考に準備をしていただいて、是非この夏の思い出に残る一尾を釣り上げてください!
アメリカで釣りをするにはライセンスの購入が必須
アメリカではたとえコンプレックスの中の小さな池でも、釣りをする場合はライセンスの購入が必須です。
ただ、大人が購入しておけば、同行する18歳以下の方はライセンスの購入は不要です!
ライセンスの購入方法等については以下の記事で詳しく解説しています。
釣具を準備しよう
お子さんと釣りをする際に最低限必要な道具をまとめておきます。
- スピニングリール付きの竿
- リールに巻く釣り糸
- ソフトルアー(ワームなど)
- ルアーに合う針
- 針を外したり糸を切るためのペンチ
おすすめの竿
竿とリースはセットになって販売されているものがオススメです。
子ども用の可愛いデザインの物もありますよ。
子どもとの釣りで使いやすい竿
- スピニングリールが使える
- 5フィートから6フィート半ぐらいの長さ
- UL-Lの表記
- 2ピースのもの
長さが長すぎると投げにくいので、6フィート前後のものが使いやすいと思います。
竿が硬すぎても同様に投げにくいので、Light表記ぐらいがオススメです。竿の硬さは下の画像のように竿の裏に書いています。
私が使っている竿だと、長さが5フィート6インチ、糸は2-6ポンドのものが使える、ルアーは1/32-3/16オンスのものが使える、竿の硬さはUltra Lightという事です。
あとは、こんな感じで2ピースに分かれてくれる竿だと車のトランクに収まるので持ち運びが楽です。
この写真に写っているのがスピニングリールですね。
おすすめのリール
バス釣り用のリールには、ベイトリールとスピニングリールの2種類があります。お子さまとの釣りであれば、操作が簡単なスピニングリールがオススメです。
スピニングリールは糸が絡まったりするリスクが低めなので、投げやすく、かつ糸のトラブルで時間を取られずに釣りができます。
糸が絡まった瞬間にお子さんが飽きてしまってその日の釣りが終了、なんてのはよくあるパターンなので極力避けなければいけません。
また、スピニングリールは軽いルアー(ワームなど)を投げるのに適しています。ワームを使うと魚がよく食べてくれる傾向にあるので、そういった面でもスピニングリールがオススメです。
釣り糸
糸は、ナイロンかフロロカーボンの4ポンドがオススメです。ナイロンの方が安価ですが、フロロカーボンの方がこの後紹介するようなワームの釣りには使いやすいです。
私はこの糸を使っています。YO-ZURIも日本のメーカーですね。アメリカには結構日本メーカーの糸やタックルが置いています。
糸はお店によればリールに巻いてくれると思いますが、ご自身で巻く場合はこの記事を参考にしてみてください。
ルアーはワームが使いやすい
バス釣りは本当にたくさんのルアーがあって、それを選んで遊ぶのが楽しいのですが、お子さまとの釣りだと取り敢えず当たりがないと飽きてしまいます。
私のオススメは、4インチのストレートワームです!
私のアメリカでのお気に入りはこのYUMのストレートワームです。色はお好みでいいですし、お子さまに選んでもらうのもいいでしょう。
個人的には、地元の旧吉野川の定番カラーであるグリーンパンプキンが大好きです。
ワームに合ったフックを選ぼう
こういったストレートワームには、オフセットフックと言われる独特な形をした針をつける必要があります。
針のサイズはワームのパッケージにおすすめサイズが書いてあったりしますが、個人的にはあまり大きいと竿や糸とのマッチングが難しいので、4インチのワームなら1/0というサイズがオススメです。
オフセットフックの付け方
初めてだとどうやって針を付けたらいいのか分からないと思うので、解説していきます。
① 針とルアーのサイズ感を確認
イメトレをしておきます。針はワームの長さの半分より少し短いぐらいが、ワームの自然な動きを妨げないです。
② 針を刺します
下図のように、針を刺して一度抜きます。この時、ルアーの先から5mmくらいの位置から針が出るようにするといいです。
③ 折り返して針の位置を整えます
下図の様に針の向きを変えます。その後、矢印の位置にもう一度針先を差し込みます。
④ 完成です
2回目を差し込むと、下図のような状態になります。針先を少しワームに刺して隠しておくと、根掛かり対策になります。
矢印のところに糸を通して、糸を結べば完成です。
あとは、針先についているカエシをペンチで潰すと、魚や万一体に刺さってしまった時に外しやすいので、お子さまとの釣りだとしておいた方がいいと思います。
糸の結び方
これも色々と蘊蓄はありますが、とりあえずはクリンチノットという結び方でいいと思います。
釣り場で手間取るとすぐに子どもが飽きてしまうので、何度かお家で練習しておくことをおすすめします。
ペンチも用意しておきましょう
糸を切るだけならハサミでもいいのですが、ワームの釣りをしていると魚がワームを飲み込んでしまう事もあるので、針を外せるようにペンチも用意しておきましょう!
魚を掬う網があるとなお安心
私は慣れているので魚の口を手で掴んでしまいますが、初めてだと結構怖いのと針が手に刺さるリスクもあるので、安くていいので釣具屋さんで網を買っておくことをオススメします!
釣れなければ小魚を掬って遊べますしね。
釣り場に行こう!
インディアナ州では、対象魚種から地図で簡単に釣り場が探せるwebsiteがあります。
公園と池が一緒になってる場所が初めてにはオススメです。バスが居さえすればチャンスは有りますし、投げて巻いているだけでも案外楽しんでくれますよ。
我が家は、ピクニックのついでのイベントとしてよく釣りをしています。
どうやったら魚が釣れるの?
ここからは、実際にストレートワームを使って魚を釣る方法をお伝えします!
- 釣り場を見渡して、岩、水草、影、沈んだ木などの魚が隠れていそうな場所を探す
- 障害物に直接投げずに、少し先に着水するように意識してルアーを投げる
- ルアーが底に着くまで待つ
- 当たりが無ければ少しリールを巻いて、また待つ
- 当たったらリールを巻きつつ竿を煽って合わせる
- リールをゆっくり巻いて、魚を岸まで寄せてくる
- 網ですくってランディング
スピニングリールの投げ方等はYoutubeをに色々と解説動画があります!
魚がいそうな場所
こんな感じで、水面を水草が覆っているような場所はブラックバスが大好きです。こんな水草に加えて、岩や小川などの流れ込みがあるとなお確率は上がります!
あとは、ブラックバスを直接目にすることもあります。この魚は、橋の下にできた影の中にいる何かを狙っていそうですね。こういう場合は、影にルアーを隠すと食べてくれることがあります。
ルアーを魚目掛けて投げると絶対に逃げられます。見えないところに着水させるのがコツです。
ルアーはしっかりと底に沈める
大事なのですが、初めてだと案外難しいと思います。なぜなら、いつ底に沈んだか分からないからです。
この記事で紹介しているストレートワームに針だけの仕掛けでも、そこそこ重みがあるので沈んでいきます。初めは、目で見える範囲で底に着くまでにどのくらい時間がかかるのかを数えるのがいいでしょう。
慣れてくると、糸の動きを見ていれば沈んだかどうか分かるようになります。
風が強くて沈んでいかなければ、重りを追加して沈みやすくするのも良いですね。1/16オンスから3/32オンス(1.8-2.7グラム)の重りが使いやすいと思います。
こんな形の重りを糸に通してから針を結ぶと、重りの重さで沈みやすくなります。
沈んでいる途中に当たりがあることが多い
沈めてからしばらくの間はそのまま動かさずに待ちます。
私は、5コ数えたらもう一回巻いてね、と子どもに言っています。待ってー、また巻いてーみたいに声掛けをしてもいいと思います。
そうやって動かして沈めてを繰り返していると、途中で重みが伝わってきたり、魚が走って糸が持っていかれたりします。
魚が掛かったら落ち着いてやり取りを
釣れたと思ったらリールを巻いて糸をピンと張ります。張ったら、しっかり竿が曲がるまで竿を煽りましょう!
釣れたらお子さんに竿を渡してあげるのもいいでしょう。竿を渡している間に逃げられることがあるので、しっかり竿を煽って針を刺しておくことが大事です。
あとは竿を曲げつつ、ゆっくりリールを巻いて魚を寄せてきましょう。
魚は網で掬うか手で掴む
安全なのは網で掬う方法です。持っていないなら口を手で掴んであげましょう。針には気をつけてくださいね。
小さければそのまま持ち上げる事もできますが、たまに持ち上げている途中で針が外れて逃げられることがあります。
あとは、魚は熱に弱いので、熱い岩やコンクリートの上に置かないように配慮してあげましょう。
お子さんに触れてもらったり写真を撮ったりしたら、針をペンチで外して、出来るだけ早く逃してあげましょう。アメリカでは食べる人も多いようですが、我が家はまだトライしたことはありません。
水場では安全に注意しましょう
釣りの間はお子さまから目を離さない、水際に近づきすぎない、足場が高くなく滑りにくい釣り場を選ぶ、などの配慮をしましょう!
可愛いライフジャケットなども売っています。安全第一で釣りを楽しみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
釣りって初めてだと準備や釣り方などが分からずにハードルが高いのでは、と思い記事を書いてみました!
安全にだけは気をつけて頂いて、お子さまと念願の一尾を釣り上げてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました。