ひと家族、年間100ドルでアメリカ国内の博物館に行き放題のASTCメンバーシップをご紹介いたします！
ASTC (Association of Science and Technology Centers) Travel Passport Programに申し込むことで、対象の博物館に何度でも無料で入館することができるという優れものです。
最近、同僚のアメリカ人から話を聞き、存在を知りました。
私たち家族はインディアナ在住。シカゴやオハイオの博物館に何度が訪れたのですが、その都度入場料を支払っていました。もっと早く知りたかった！
ASTC (Association of Science and Technology Centers) とは
科学技術の発展の歴史を広く知ってもらうことを理念に掲げており、アメリカの多くの博物館がそのメンバーシップの対象になっています。
シカゴにある有名なMuseum of Science and Industryも、
オハイオ州クリーブランドの五大湖のほとりにある、景色が美しいGreat Lakes Science Centerも、
同じくオハイオ州のシンシナティにある、駅舎建築が美しく子ども向け展示が充実しているCincinnati Museum Centerも、
全て無料で入場できます！
ASTC Travel Passport Program
科学技術への興味関心を高めるために博物館にたくさん行ってもらおう、という趣旨のサービスです。
アメリカ国内の300以上の博物館が対象で、年会費を払えば何度でも無料で入場ができます。
前述の博物館に訪れた際には私たちはこのサービスを知らず、各博物館で70ドル程度払って入場しました。2回だけでも元が取れていましたし、他にも何ヶ所か行ったので勿体なかったです。
ただ一点注意しないといけないのは、自分の住所とTravel Passport Programを申込んだ場所の両方から90マイル以上離れている博物館でないと、無料で入場することはできないようです。
原文はこちら。
Make sure the science center or museum you are visiting is not located within 90 miles of either your home residence and the science center or museum that you belong to. This distance is measured as a linear radius, not driving distance.
サービス内容
- 対象の博物館への入場が無料（全米300箇所以上！）
- 対象の参加型プログラムやキャンプのディスカウント
- 駐車場代やギフトショップでのディスカウント
かなり充実した内容です！
細かいサービス内容については各博物館で異なるようですし、変更される可能性もあります。
ASTCのwebsiteに対象博物館のリストとリンクがありますので、最新の情報はそちらでご確認いただくのが良いかと思います。
あと、駐車場やギフトショップのディスカウントは博物館によって異なるかも知れません。今後、訪れた博物館での体験談を追記していきたいと思います。
加入方法と年会費
インディアナ州の場合、Indiana state museumのwebsiteから購入することができます。その他の州でも対象になっている博物館のwebsiteから購入が可能だと思います。
2023年4月現在、ひと家族、年間100ドルです。
入場時にはIDとメンバーシップカードが必要
各博物館に行く際には、IDとメンバーシップカードが必要です。忘れずに持って行きましょう！
まとめ
いかがでしたか？
かなりお得な制度だと思いますので、ぜひ活用してみてください！
私たちもついこの間知ったので、まだ実際に行ってメンバーシップの恩恵を受けたわけではないので、今後どんどん体験談をシェアできればと思います！
メンバーシップを持っているアメリカ人の同僚は、旅行先が雨で子どもがぐずったらとりあえずタダで博物館に行く、と言っていましたw
普通に入場するとそこそこの金額が必要ですから、そういった活用法もアリですよね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました！
