本日は2022年10月に敢行した、4泊5日のフロリダ ディズニーワールドへの家族旅行について書きます。
めちゃくちゃ楽しかったですが、ああしていれば良かったな、こうしていれば良かったな、と思うところもありましたので、皆様の旅行準備の参考になれば嬉しいです!
今回は準備編として、私たちの日程・予算の紹介とホテル選びまでを書きたいと思います。
実際に宿泊して感じた、直営ホテルとパートナーホテルとの違いについても述べています。
ホテルやフライトを手配をする際には、アメリカ国内旅行向け旅行会社に依頼するのも便利でした。
こんな方にお勧めです!
- WDWのホテル選びでお悩みの方
- 旅費を抑えるために直営以外のホテルを探しているものの、パークへのアクセスが不安な方
- 手間をかけずに手配を済ます方法をお探しの方
- 日程を決めるのにお悩みの方
また、私たちはHilton系列のパートナーホテルに宿泊しましたが、Hilton Grand Vacationの販売促進パッケージという独特の選択肢を取りましたので、その辺りの体験談も書いていきます。
加えて、実際に行った時期の天気や気温、混雑状態、チケットやパーク予約方法なども役立ち情報として書いていきますので、よければ参考にしてみてください!
Walt Disney World (WDW)
私たち家族の憧れの地。
留学中に行くチャンスがあればと切に願っていた、フロリダにあるDisneyの一大リゾートです。
東京の山手線が収まるとも言われる広大な敷地の中に、東京ディズニーランド、シーのようなテーマパークが4つあり、さらにはDisney Springsというショッピングモールエリア、各種ホテルなどがあります。
広大すぎるゆえ、テーマパークの選択、ホテル選び、レストランの予約などなど、決めるべき内容は多岐に渡りました。
私たちの日程と旅費
10月の下旬、4泊5日の日程で行きました。
- 1日目:13時オーランド国際空港着、ホテル移動後Disney Springsでお買いもの
- 2日目:マジックキングダム
- 3日目:ハリウッドスタジオ
- 4日目:エプコット
- 5日目:朝8時半の飛行機でインディアナへ帰宅
最終日は安さ重視で朝の飛行機にしましたが、やはり夕方にしておけばと後悔。。
丸々遊べたのは3日間でしたが十分満喫することができました!
旅行に行けることが決まったのが直前だったので、8月後半から準備し始めました。
インディアナポリス発着、家族4人(娘は5歳と2歳)で、ホテル代、飛行機代、パークチケットを合わせて約2,900ドルでした。
私たちが訪れた10月の天気と気温
フロリダの夏は灼熱で、6月から11月はハリケーンのシーズンだそうです。
私たちの行った10月もハリケーンシーズンですが、8月、9月よりは頻度は低いそうです。
気温は30°C近く上がる日もあり、私たち大人は半ズボンを持って行かなかったことを後悔しました。
私たちの住んでいるインディアナ州は結構冬の気配を感じ始めたくらいだったので、気温のギャップは大きかったですね。
オーランドは冬でも気温はそこまで下がらないようです。
幸い1日中雨が降るということはなかったですが、スコールのように激しく降る雨に一度遭遇しました。
10月下旬はハロウィーンイベント終盤でした。
11月からはクリスマス仕様に切り替わる、ということでした。
いつ混むの?
日程に自由度があるなら、できるだけ混雑は避けたいですよね。
まず今回私たちが訪れた10月下旬についてですが、ハロウィーンというイベントはあるものの、いわゆる祝日が絡んだ日程ではなく、曜日も火曜日から土曜日にかけてのほぼ平日でした。
しかし、東京ディズニーリゾートとそこまで変わらないくらいの人出でした。
園内はどこも混んでいて、お土産屋さんもベビーカーを押して入るのは結構大変でした。
ちなみに、マスクは自己責任ですが皆さんほぼ着けていませんね。
レストランの予約もなかなか取れなかったです。
ただ、ライドの待ち時間等は別記事で書こうと思いますが、Lightning Laneを利用したこともあって1時間以上並んだアトラクションはほぼ無かったです。
準備するにあたり参考にしたガイドブックに載っていた混雑パターンとしては、以下の通りです。
Least Crowded
- 2nd week of January through 1st week of February (excluding WDW Marathon Week and Martin Luther King Day Weekend):WDWマラソンウィークとマーチンルーサーキングデイが絡んだ週末(1月の第3月曜日)以外の1月2週目から2月の1週目まで
- Weeks before and after Labor Day (excluding the holiday weekend itself):レーバーディが絡んだ連休の(9月の第1月曜日)前と後の1週間
- Week after Thanksgiving until the weekend at the start of Christmas Week:サンクスギビング(11月の第4木曜日)が終わりクリスマスウィーク(12月25日から1月初旬)が始まる週末までの間
Most Crowded
- All major holidays
- Presidents’ week:2月の第三月曜日
- WDW Marathon Day
- 3rd week of March through the 3rd week of April:3月の第3週から4月の第3週まで
- Easter week:年により異なるが、3月下旬もしくは4月上旬に1週間設けられる
- June through the 3rd week of August:6月から8月の第3週まで
- Thanksgiving week:サンクスギビング(11月の第4木曜日)が絡んだ週
- Christmas through New Year’s Day:クリスマスから新年にかけて
- Any time school’s out:アメリカでは夏休みが6月から8月末ごろまである
(Walt Disney World the official vacation guide 2022より)
とはいえ予想しにくい、というのが正直なところだと思います。
あとは、日によってパークチケットの代金も変動するので、そこも要チェックです。
ちなみに、2歳までの子ども(3歳になる誕生日の前日まで)はパークチケット無料です。
10歳以下は少し割引がありますが、ほぼ大人と同じ料金です。
日程を決める際にはパークの予約情報をチェック!
これも重要な点です。
コロナ禍以降、パークに入園するにはパークチケットの購入に加え、パークへの入園予約が必要です。
日程がある程度固まれば、お目当てのパークの予約が取れるかを必ず確認してください。
予約は直前でも変更できますが、近づくにつれ予約が取れにくくなるので、慎重に検討しましょう。
この予約はチケット保有者全員が取得する必要があるので、代表の人だけが予約してもダメなので注意です。
我が家は2歳の娘がいて、その子はチケットの購入の必要が無かったので予約も不要でした。
2023年11月追記)2024年1月9日からはパーク予約が不要になるそうです!
パーク予約の変更方法
変更はDisneyのAppまたは公式WebsiteのMy Disney Experienceから可能です。
私たちは現地に到着してから最終日のパークを変更しました。
マジックキングダムに2日行くつもりでしたが、レミーのおいしいレストランのライドに乗りたくなってエプコットに変更しました。
その際マジックキングダムは予約不可となっていましたので、やはり直前だと選択肢は狭まると思います。
パークホッパー(同じ日に複数のパークを訪れる)の場合にもそれぞれの行き先の予約が必要ですのでご注意ください。
個人手配か旅行会社に手配を依頼するか
日程が定まればホテルや飛行機の手配へ進むと思いますが、自分で全て行うのか、旅行会社に手配を依頼するか悩まれる方もいらっしゃると思います。
結論として、私たちは飛行機の手配のみアムネットという旅行会社にお願いしました。
理由は、フライトについては別記事を書く予定ですが、Southwest航空というLCCを自分で手配するよりかなり安く手配してくれたからです。
対応もとても良くて(日本語だし)、また利用したいと思っています!
本当はホテルとパークチケットもまとめて手配してもらおうと思っていたのですが、後述の理由で航空券のみお願いしました。
見積もりはアムネットのwebsiteから問い合わせるとすぐに出してくれます。
まずは一度要望を伝えてだいたいどのくらい旅費が必要か把握するのが良いかと思います!
旅行会社に手配を依頼する場合のメリット・デメリット
完全な主観ですが、こんな感じかなと思います。
メリット
- メールで要望を伝えれば全て代行してくれるので便利
- 会社によるが航空券が個人手配より安くなる場合あり(もう一社のIACE Travelは個人手配と同様の価格でした)
- 手配もれ等が起きにくい
デメリット
- 手数料がかかるので個人手配より高くなる場合がある
- 細かいニュアンスを伝えるのがメールだと煩雑
- ホテル代はExpediaやホテル自身の割引を利用した方が安いことがある
私たちは、格安のHilton Grand Vacationの割引プランに遭遇したので、ホテルはそちらにすることにしたのでした。
ホテルの種類 それぞれのメリット・デメリット
ここが今回かなり悩んだところです。
というのも、選択肢にディズニー直営ホテル、パートナーホテル、その他ホテル、とありそれぞれで利用できるサービスに差が生じるからです。
ディズニー直営ホテル
Disney Worldには多くの直営ホテルがあります。
だいたい3ランクに分かれており、価格帯が大きく異なります。
直営ホテルのメリット
- パークチケットの割引がある
- パークに早く入園できる(30分)
- ハイランクのホテルだと遅くまでパークに居られる
- 各パークとホテル間を移動できる便利なバスに乗れる
- Individual Lightning Laneの予約が早くできる(朝7時から可、直営以外はパークオープン時)
割引を行っている場合もあるので、公式HPをチェックするといいと思います。
パートナーホテル
東京ディズニーリゾートで言う提携ホテルのような位置付けです。
以下のリンクにパートナーホテルのリストがあります。
WDWリゾートエリア内に位置しているホテルが多く、各パークへの距離は直営ホテルと大差ないことが多いです。
直営ホテルもハイクラスはパークにとても近いことがありますが、そうでなければリゾートエリア内に散らばっていますので。
パートナーホテルのメリット
- パークに早く入園できる(30分)
- 直営はExpediaとかで手配できないが、パートナーホテルは手配できるので安く宿泊できる場合がある
- 各パークとホテル間を移動できるバスが運行されている(直営より結構不便)
その他ホテル
WDWリゾートエリアの外にも多くのホテルがあり、安価なホテルもあります。
とは言え、WDWだけに行くのが決まっているならあえて選ぶのはデメリットが多いと思います。
特にパークへのシャトルバスがないと、パークへの移動がレンタカー、タクシー、Uber等のライドシェアになるので、結局移動にお金がかかるからです。
大人だけで行って割り勘できるならいいと思いますが、家族で行くなら微妙だと思います。
あとは、空港からの便利なシャトルバスサービスの利用が難しくなるのもあまりお勧めしない理由です。
パートナーホテルに泊まってみて
実際に宿泊してみて感じた、私たちの率直な感想です。
良かったこと
- 出張先で宿泊したHiltonで割引パック(後述)に出会い、低価格(4泊で350ドル!)で宿泊できたこと
- ゴルフやプールなどパーク以外が目的で滞在されている方も多く、朝のエレベーターやシャトルバスの混雑が少なかったこと
- 予約不要、無料でパークへのシャトルバスが運行されていたこと
良くなかったこと
- シャトルバスがパークに着いた時に、降りる場所が直営ホテルよりも遠く不便だったこと
- シャトルバスの始発時間や経由地の関係でパートナーホテル特典であるパークへのアーリーエントリーができなかったこと
- Individual Lightning Laneが直営だと朝7時から取得可なのに対してパートナーホテルは開園時からと遅く、目当てのアトラクションが予約できなかったこと
特に、シャトルバスが直営との大きな違いだと感じたので、バスを使ったトランスポーテーションの違いについてはこちらの記事で詳しく書いています。
あとは、Individual Lightning Laneが直営だと朝7時から取得可なのに対してパートナーホテルは開園時から、というのが結構大きな違いでした。
私はスターウォーズが好きなので、今回の旅でRise of the resistanceはお金を出してIndividual Lightning Laneを絶対買おうと決めていました。
ただ、開園時の時点ではもう夜遅くしか空いておらず、悩んでいる間に売り切れてしまいました。
この辺りの体験談はこちらの記事に詳しく書いています。
バスも含め、WDWをストレスなく楽しみたいのであれば、やはり直営が有利だと思います!
宿泊したホテルプランについて
宿泊したのは、Signia by Hilton Orlando Bonnet Creekです。
このホテルに決めた経緯をちょっと書きます。
出張先で宿泊したHiltonのロビーでHilton Grand Vacationなるもののスタッフさんに声をかけられ、特別な割引サービスがあるよ、と案内されました。
このホテルはExpediaで調べると1泊300ドルくらいなのですが、この割引を利用するとなんと4泊5日で350ドルという破格でした。
ただ条件として、Hilton Grand Vacationの販売促進プレゼンテーションに参加しないといけない、というデメリットがあります。
あと難しい点としては、ホテルの予約が英語で電話のみ、という点です。そして、ナレーターによって結構対応に差があります。残念ながら。。
希望の日程と、WDWに近いホテルと伝えると空いているホテルを探してくれますので、OKならホテルの予約と、販売促進プレゼンテーションに参加する日程を決めます。
確認のメールが来ますので、内容をよく確認しておきましょう。
ただ、この割引プランはネットで探しても出てこなくて、ちょっと出会いづらいかもしれません。
Hilton Grand Vacationの販売促進プレゼンテーションについて
オーランドの場合はホテルから車で20分くらいの、Parc Soleilというホテルまで自腹で移動してプレゼンテーションを聴く必要がありました。
移動も合わせると2時間くらいの拘束時間が生じたと思います。
販売促進プレゼンテーションは家族全員で参加することを求められます。
子ども(4歳と2歳)も連れて行きましたが、ジュースやお菓子をもらって嬉しそうでした。
プレゼンテーション中はタブレットで動画を観てもらってました。
アンケートの記入と、プレゼンテーションを聴きましたというサインをしましたが、高圧的なセールスでは全く無く、来てくれてありがとう、という感じでした。
2時間のプレゼンテーション、と聞いていましたが、実際は1時間程度でしたしフレンドリーでそこまで押し付けがましい感じでは無かったので安心しました。Hiltonのイメージが良くなりました。
ただ、大切な旅行の時間を割かないといけないので、破格の値段で良いホテルに泊まれるとは言え、そこはデメリットだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
まだまだお伝えしたいことはありますが、ひとまずホテル選びまで私たちが経験したことを書きました。
最上級クラスの直営ホテルを除き、パートナーホテルも直営ホテルも各パークへの距離という点では大差ないかと思います。
しかし、シャトルバスやIndividual Lightning Laneなどのサービスの良さを考えると、正直に言うと次は直営ホテルを選ぼうかなと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!